さてさてはじまりました折畳出張シリーズ。今回は初日の名古屋から大阪の夜、、までを描きます。折からの台風ラッシュでどうなることやらと思いましたが、、朝、出発の時に降られたくらいで、何とか走りきることが出来ました。関係各所の日ごろの行いだなぁ、、と感心です。
セントレア空港に到着。ここから名鉄電車で名古屋駅に移動、自走で会場を目指します。
雪道自転車関連パーツと、LTBでお世話になっております、、モトクロインターナショナルさんです。「北海道から自転車に乗ってやってくる販売店」として認知されてきたようで(笑)、「今年はこれですか、、」とお声掛けいただき有難いことです。会社的にやんちゃなイメージありますが、皆さんとてもまじめで礼儀的で素敵なところなんですよ。
散々待たされ続けているLeapの実物を始めて拝みました。相当の剛性感が出ているそうで、一節にはビッグダミー(FR企画)を超えたのでは?と言う方もいらっしゃいました。出来ればうちに居ります畳める奴らにつけてみたいと思って居りましたので、採寸しようかと思ったら、、
製品版がどう転ぶか今ひとつわかってないので、ご遠慮ください、、
だそうで。何でも11月に入ってくると聞いていたのが来春まで伸びます、、と言う事でうむむっむむなのです。しかし、、オンリーワンと言うのは凄いもので、、結局待ってしまうんですよねぇ(笑)。待たせた分だけ凄かった、、となって欲しいものです。
エッジランナーの方にはフロントにドデカキャリアがつくようになってますが、それに載せる用のバッグが出ておりました。
後ろから見るとこんな感じで、いかにブロンプトンのバッグシステムが良く出来ているか、、よーく判りますよね。
45ノース関連はスパイクタイヤとかその辺がまだ来ておらず靴とかその辺でした。ヴォルフハマーもこんな感じで、、、自転車に乗って移動して、、そのままスノーボードも出来るなぁ、、と言う感じになりましたね(笑)。¥32400をどう見るか、、は雪の札幌で走り込んでみて、、見えてくるでしょう。
他にもいろいろ車両はあったんですが、、折畳メイン屋サンなんで。個人的にはSEの275+とかオールシティとか素敵でしたね。
その後シュワルベタイヤでお世話になっておりますPRインターナショナルの敏腕セールスY氏と合流、ショウルームに行く時間が取れなかったので、名古屋をプラプラしながら、業界の悲喜こもごもに関して色々お話を伺いました。
こんな素敵なディスプレイのある御店に連れて行ってもらい昼食を頂きました。で、、何を食べたのかと言いますと、、
これっす。名古屋と言えば味噌煮込みうどんでですが、、新たな名物を目指してカレー煮込みうどんの挑戦が始まっているんだそうです。ドアの取っ手がドロップハンドルとか、戸棚の取っ手がブレーキレバーとか、、そういったおしゃれ感満載のところでカレー煮込みうどんを頂く、、このあたりが名古屋の粋なんでしょうね。
食後、ホントにプラプラしながらいろいろお話を伺いました。このお寺、後醍醐天皇の認証を受けて建立されたとかで、、やっぱり歴史のある町は凄いなぁ。100回撫子企画をやってもおつりが来ますね。おそらくタイかミャンマーあたりの現役の坊さんが参拝に来てました。
愛車をこんな感じで積んでもらって名古屋駅でお別れ。Yさん有難うございました。引き続き小さな店ですがよろしくお願いいたします。
そして近鉄電車に揺られる事3時間半。大阪上本町駅に到着。本州をローカル線で旅していると、、
皆さんの会話で使われる言葉が変わってくる
と言うのが味わい深い。最初は名古屋的なイントネーションなんですが、、段々関西弁に近くなってきて、、。やっぱり歴史のあるところはいろんな意味で面白いですよねぇ。
そして一路公私にわたってお世話になっております、「ビチテルミニ」さんに向かいます。其処では本当に目を見張る素晴らしい物を拝ませて頂きました。
この写真を見ただけで、これがいかに凄い事か判った人は相当のフリークです。
なんと1987年型だそうです。製造番号が600番台で、、相当初期に作られた物でしょう。ブロンプトンの初期モデルと言えばジャンクションさんにも飾ってあった、1983年型の最初期ロットが有名ですよね。しかし、、、其処から一度雌伏の時を経て再登場、そして現在のブロンプトンの礎を築いた、1987年型を見ることはなかなか出来なかったわけです。それを拝むことが出来ようとは!!
フレームを含めて現行品と同じものは一つもないんですが、だれが見てもブロンプトンであることは一目瞭然。いかにブロンプトンが自社製品に誇りを持って煮詰め続けているか、、、その取り組みの生き証人とも言える車両で、、日本に何台あるのか、、、。どうやって入手したのか、、伺いますと、お客さんとご店主の繋がりの深さが偲ばれるエピソードが出てきまして、、うちもそうありたいもんだ、、と痛感。しかし目の保養をさせて頂きました。この車体を見るためだけにテルミニさんにお運びになる(もちろんお買い物もしてくださいね)価値は十分にあります。素敵なひと時を過ごせました。
その後、他のゲストも含めた所で会食。本場のホルモンを頂きました。「こてっちゃん」と言うのが実は「てっちゃん」を小さくしたものだ、、とかホルモンという名称は上方で捨てるという意味の「放る」からきている(かつて内臓肉は放るもん、、だったそうです)とかいろいろ面白いお話を伺う事が出来ました。ウィキペディアによればホルモン≒放るもん説は、学術的には俗説、、とされているそうですが、大阪らしくていいと思うけどなぁ(笑)。
そんな感じで楽しく夜が更けていき、、、。宿泊をどうするか、、と言う事なんですが、どうせチェックインが日付変更のチョイ前なわけだし、、折角の折畳自転車携帯旅なんで、、
ネカフェ
に投宿。これが素敵ですね。観光客なんかいないので、その辺のホテルより逆に静かなんじゃないか、、と思えてきます。ネット環境も素晴らしく、出張の時はネカフェに泊まるのを定番にするか、、と思えてきました(笑)。勿論、自転車もフロントで預かってくれましたよ、、感謝!
そして、次回、、折畳屋サンとしては本番のKHS、DAHON、TERNの展示会の模様を描きます。
Fold your bike! Free your mind!!