現在、本作品をちらほら見ています。有名どころのエピソードは観ておりましたが、よく考えれば全部は観ておりませんでして、、、。フリークの風上にも置けん、、ということで見ているわけです。
脚本家の上原昭三さんによれば、本作品に起点を持つ、初期のウルトラシリーズを創り上げた金城哲夫さんは「天才」ということなんですが、それをしみじみ感じることになりましたね。
特に、文明批判をしたかったであろう、「五郎とゴロー」「宇宙からの贈り物」「バルンガ」なんかはすきっと終わらないところにその真価を見る思いです。金城さんはコスモポリタン、、博愛主義の人だった、、と文献で読んでいますが、その根底には人間(というより人類)に対しての冷ややかな何かを見てしまうのは私だけなんでしょうか?先の大戦の沖縄戦で子供心に修羅場を見ている、、というところがかかわりあっているのかもしれませんね。
さて、本作品、あとから色づけした「総天然色」バージョンがあるんですね。別の意味でもみたいなぁ。