何年か前ですが,尊敬する大商人が、その著書で、
経済の原則で考えればわかるんだが、世の中は
「希少価値のあるものを大事にする」、昔は老人が少なかったから大事にされたけど、今からはそっちの方が数が増えていくんだからまず大事にされることはなくなる、
という事を述べていました。なるほどなぁ、、、と感心しながら今の世相を見ていくと、その読みはばっちりあたっているように思えるわけです。先日、ちょっと病院の待合室で「週刊朝日」を読んどりましたら、作家の五木寛之がタイトルの
嫌老
という言葉でその世相を表現していました。おそらくこれから30年ほどでピークを迎えるであろうこの世相、今はその序章という感じだろうと思います。そしてまさにそのピークに「老人真っ盛り」になるであろう私、、ウムムどう生きて行けばいいのやら、、です。私が小さかったころは「おじいちゃんはいつも戦争の話ばっかりで嫌、、」というようなホームドラマの台詞があったくらいですが、これはご苦労なさった話だからまだいいとして、、「昔は景気が良くて、、」というような事ばっかり言うような老人ではそりゃ嫌がられるよなぁ、、。
と、ココでこれを見てください。
近所の派出所に張ってあったポスターです。こういったものが張り出される事がこの辺の世相と、その未来を予測させてしまいますね。ほかならぬ自分のこととして肝に銘じたいと思います。