先日無事に行ってまいりましたタイトルの折り畳み自転車輪行ツアー、さっそくレポートに入ります。まずは、ツアーの流れを時系列的にたどってみたいと思います。今回は,序走編として、出発から、、イベントスタート前までの悲喜こもごもを描きます。
札幌ー千歳間)
今ツアーに関しては、飛行機をなるだけ早めにとっております。千歳ー羽田、羽田ー那覇で乗り換えを入れつつ飛ぶわけです。千歳那覇で行けば直行便がありますので、それ使えばいいじゃんか、、という方もいらっしゃると思うんですが、無事に飛んでくれれば安泰なんですが、、もし欠航などの場合、どんな対処になりますか、、わからないんですよ。そういった状況に対処しやすくする意味でも、便数の多い、乗り継ぎを選んでいるわけです。
という訳で、8時の便にて羽田に飛びます。という事は早めに空港にいるべき。そうなったとき、、今度は雪で道路が、、とか電車が、、とかありえますので私たちは、、
千歳空港温泉
に一泊いたします。私の場合は仕事が終わって、、10時過ぎに施設に到着、温泉に入ってさっぱりして翌朝シッカリ朝食を頂いても6時半のカウンター始業に十分間に合います。いいお湯ですし,,泊って食べて¥3000はとてもお得だと思います。という訳で、しっかり集合、万全を期してカウンターに向かいました。し、、か、、し、、
自転車預かりの手続きの際ちょっと問題が、、
というのが、いつも「従価料金保険」をかけていただいているんですが、システムの変更があったとかで、全然コンピューターがいうことを聞かないらしく、、えらい時間がかかりました。実は同様のことが帰りの那覇空港でも起きましたので、改善を求めたいです。ただ、、こういうこともあるだろう、、という事で早めに来ておりますので、読みが当たった点はよかったですかね(笑)。
初めて美ら島に行ったときは 、豪雪で飛行機が飛ばず、大変なことになりましたが、、早めに動いておいたお陰で何とか参加できた。そういった頭で準備出来ていることはいいことだと思っております。今回は、、そんな段取りが全く無用でした、、と言っていいほど好天に恵まれたんですが、、それはそれでよかったです。備えあれば患いなし。ま、、他にいい段取りご存知の方いらっしゃれば教えていただけますと幸いです。
那覇にて)
私、、この季節に4回目の沖縄なんですが、、花が咲いている、、ということが北海道から来た人間にどれほどのインパクトがあるか!自然が「白黒」のこの季節の北海道、、緑、赤、青、、等自然が「天然色」にあふれていることが嬉しいわけです。今季一番の寒気が沖縄を襲って、、ひょうが降ったり、、で結構な大騒ぎだったそうですが、
季節感のない男
の私は、すっかりTシャツ一枚!視線を集めました(笑)。
到着ロビーで自転車を受け取ります。その際、、写真のような状態で出てきたペコを見て、、ロードを担いだオニーチャンが
オオッ、ブロンプトンだ!
と言ってました。高機動型折り畳み自転車の代名詞的な捉えられ方をしているんだろうなぁ、、とちょっと嬉しくなりました。ペコもそういった扱いになるよう頑張らねば。
今年はこの漢たちが美ら島路に挑みます。写真で見えますように、ローカルバスでの移動です。沖縄というところは、私たちが思っている以上に自動車社会の様で、、実はローカルバスって穴場だと思っています。のんびりと時間が流れ、、レンタカーでは見ることが出来ないリアルな沖縄の姿を見ることが出来ると思っているわけです。
理解あるドライバーのおかげで、こんな形で置かせていただき(乗車率もそれなりなんです)感謝感謝。しかし、、こんな感じの対応をして頂けるのも、畳んで小さな折り畳み車だからこそでしょう。フルサイズロードがどかどか乗ってくると、、どうなるんでしょうかね?そういえば、、ロードの自転車を組み立ててる人がいて、、自走で行くそうです、素晴らしい!
そんな沖縄の景色かしら?ただぼーっと車窓を見ているだけで発見が多くて何度乗っても飽きないなぁ、、(私だけ?)。
ムーンビーチ界隈のバス停でおり、宿にチェックイン、、さっそく自転車を開き8kほど先の受付会場までゼッケンを取りに行きます。なまった脚に活を入れるのと自転車の状態をチェックです。
組み立てに、ほとんど時間がかからずサクサク行動に入れるのも折り畳み車ならではですね。今回の参加者はブロンプトン3台、タルタS-GTが一台、ペコポッチが一台です。
無事にゼッケンを回収し、、宿に戻り近所の居酒屋で、、
作戦会議です。私なんぞはオリオン一杯ですっかり酔っぱらいましたが、、皆さん沖縄のアルコールをしっかりたしなんでらっしゃいましたね。明日の走りに向けしっかり休みましょう。
いよいよ本番)
翌朝6時半に食事を済ませ、、この一団で会場に向かいます。天気は曇りが予報されていましたが、さてどうなりますかね?
ブログでご案内しておりましたように8時にスタート門におりますと、ブロンプトンの集団が来てくれました。
日本を代表するブロンプトンLoverのお一人カブキアゲさんのお仲間でした。今日は50kコースに参加だそうで楽しい一日になりそうですね。そんな感じでスタート前の会場をうろうろしておりますと、ミニベロばっかりの団体さんに出くわしました。
日本指折りの小径折り畳み車専門店「サイクルハウスしぶや」さんのお客さんの一団でした。お店の方のツアー企画で、、という訳ではなく、、お客さん同士の横のつながりの発展で「じゃぁ、、沖縄いこうか」という流れになったそうで凄いなぁ。聞けば、、皆さんしぶやさんでやってらっしゃる
しまなみ海道ツアー
の常連さんだそうです。道理で自転車がしっかりしてて、、旅慣れてらっしゃる様子でしたもんねぇ。実際、、皆さん速かったですし、時間割などもしっかり計画されていて素晴らしい。その辺なんも考えてなかった私はちょっと反省です。自転車も手が入っていていろいろ勉強になりました。
こちらは沖縄を代表するミニベロ専門店「MiniVeloStation」の内間店長。こちらの皆さんと交流を図る、、というのも、うちの美ら島CR参戦ツアーの大きな目的にもなってるんです。自転車人としても、商人としても尊敬できる御仁でまた勉強になりました。ほんとは200kコースとかあれば出るんだけどないから、、50kコースにしてるんです、、と仰ってました。謙虚ですねぇ(笑)!皆さんとっても楽しそうでした。内間さんから皆さんに、、
「こちらが雪の上をブッチョで走るビデオを作った有森さんです」
とご紹介いただき、光栄です(笑)。
その後会場をうろついておりますととっても嬉しい出会いが待っておりました。
業界の重鎮のお一人、「サイクルハウスしぶや」さんの渋谷代表です。イヤハヤ嬉しかったです。開業当初からいろいろお気遣いいただき、苦しい時も指針を与えていただき、感謝感謝なのです。実は今から10年以上前「折畳自転車限定羊蹄山一周ツアー」をご一緒させていただいたんですが、、
あの時の楽しさは今も忘れないんだよね
と、折畳自転車を活用した旅の在り方を追求してらっしゃいます。しまなみ海道ツアーなどのご活躍は皆さんご存知でしょう。しぶやさんが来てくれているという事は、、、ひょっとすると美ら島CRも、小径折り畳み車の重要な活躍の舞台、、として育っていくかもしれませんね。期待しつつ、私もそうなるよう頑張りたいです。
とまぁ、いろんなお話をしております間にスタートの時間が近づいてきました。
次回疾走編に続きます。
Fold your bike! Free your mind!!